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■Maniac room

​DUAL WINGがデュアルと言われる理由

●部品構成:

バックパネル、翼端部分

●特  徴:

バックパネルのセンターに設けられたスポイラーとその支柱の上にあるウイング形状のフラップ板。この2段構造をデュアル構造としたウイングをしておりますが、

 

​1. 引き戻しを抑制したい

通常①位置を通過した風は、地面に向かい巻き込もうとします。その巻き込んだ風は真空が発生します。そこから周りの空気を欲しようとしますので、走行中の自車をも引く力が発生しようと致します。

 

デュアルウイングでは①の位置のスポイラーを上向きに少し反らせ風を跳ね上げる事で、引き戻しがされる負圧の発生地点を遠く後方へと移動し、引き戻しの抑制を狙います。

T2ウイング風の動き.gif

2. スポイラーから始まるフラップへの相乗効果

①で跳ね上がっった風はその通り道から②のウイングフラップで上下に分かれた風の下側の風を引っ張ります。

この作用によりフラップ下側の風は③のフラップ上の風を引っ張り、この相乗効果でフラップ付近の風の流速をどんどんと速めていきます。

また同時にウイング上部のフラップの上下では、そのフラップの形状差から、通過する風により下に押し付けようとかかる力、ダウンフォースを生み出します。そのダウンフォースによって、後輪のタイヤはより地面に押し当てられようとされ、この高速域での安定したリヤのグリップを得ようとします。

​3. ストリートユースデザイン

カボワン・スポーツでは、そのパーツをストリートユースとし、レーシングカーで使用される部品に求められるような極限の効果を求めたものとせず、高速道路などでの走行性能が少し向上しクルマ本来のドライビングの楽しみを得られるように理論に沿うデザイン採り入れております。

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